ブッタップ(筆塔)

Chùa Bút Tháp


<上殿>

張一族によって作られた国宝級の千手千眼観世音菩薩像は上殿に安置されています。ジャックフルーツの木を使用し、金箔を施し3年がかりで作られました。42本の手を持ち、後ろには952本の小さな手のついた光輪があり、各掌に眼が一つずつ彫られています。その他、三世仏や文殊菩薩、普賢菩薩、ティ・キン観音、十八羅漢などが祀られています。



 
ベトナム仏教美術の傑作といわれる千手千眼観世音菩薩。
千本もの手で何人(なんびと)をも救う。
顔は三面、頭頂部には化仏という小さい仏像が塔のように積み上げられているが、
これはチベット仏教の影響を受けている。
撮影:2012年11月24日
  


     
光輪の小さな手には、一つ一つに眼が彫られている。
撮影:2012年11月24日
 
 


     
観音菩薩は海の中の補陀落という山に住んでいると言われ、
これは、海の中から龍が観音を持ち上げているモチーフ。
撮影:2009年11月20日(左)、2012年11月24日(右)


 
 台座の右側面に製作者である張氏の名が刻まれている。
ベトナムで作者の名が仏像にいれられたのはこの像が初めて。
撮影:2009年11月20日


   
三世仏
撮影:2012年11月24日
 
 


      
獅子に乗った文殊菩薩  象に乗った普賢菩薩 
撮影:2012年11月24日 


     
釈迦苦行像
撮影:2012年11月24日
 
ティ・キン観音
撮影:2009年11月20日
 


 
 親しみやすい表情をもった十八羅漢
 撮影:2009年11月20日 撮影:2012年11月24日 

<石橋> 

   
石橋の両側には、ピンクの美しい睡蓮が咲く。
撮影:2012年11月24日
 
 



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ティ・キン観音については、ボック寺を参照ください。



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