民族学博物館(ベトナム・ハノイ)

チャム族

Người Chăm

 
チャム族の牛車
撮影:2012年8月25日
場所:民族学博物館、ハノイ
 

 

 
 

チャム族はオーストロネシア語系に属し、人口約16万(2009年)、母系制で、主にニントゥアン省とビントゥアン省のほか、アンザン省、ドンナイ省、タイニン省、ホーチミン市などに居住しています。チャム族は192年にチャンパ王国を設立し、ベトナムの中部海岸平野に長く居住しましたが、15世紀にベト族によって大幅に領土を縮小され、19世紀に滅亡しました。ベトナムで唯一、イスラム教の信仰をもつ民族です。

チャム族の牛車(館内)
牛車は、チャム族の伝統的な運搬手段で、2頭の水牛によって引かれます。米やトウモロコシ、薪などを最大2トンまで運べます。この牛車は1956年に造られ、1996年に博物館に収蔵されました。


  
 チャム族の家
左側の棟(nhà lẫm)は、屋根が2層になっている。
下の層は藁を混ぜた泥で、暑さをしのぐ効果がある。
撮影:2013年4月5日
場所:民族学博物館、ハノイ
 家(nhà lẫm)の内部
2013年4月20日
場所:民族学博物館、ハノイ






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