ドンスアン市場

Chợ Đồng Xuân

 
現在、三角屋根は三つ。
西洋風のデザインと、蜂の巣のような小さな穴が施されている。
撮影:2013年6月3日
場所:ドンスアン市場
 

 仏領時代、旧市街にはトーリック(Tô Lịch)川が流れ、その近くのハンドゥオン(Hàng Đường)通りカウドン寺(Chùa Cầu Đông)と、ハンブオム(Hàng Buồm)通りの白馬祠(Đền Bạch Mãあたりに市が集まっていました。川の近くは、船での商品運搬に便利だったためです。1889年フランス植民地政府によってトーリック川が埋め立てられ、バックマー(白馬)市場とカウドン市場の露天商は、ドンスアン市場の場所に集められました。初めは周囲を竹垣で囲っただけの広場で商いが行われましたが、1890年、市場の建物が建てられました。正面は、三角屋根を五つ連ねた独特の建築でした。1994年の火災で、正面を残して内部は全焼してしまいましたが、1997年に改修を終え再開されました。

市場の西北の角には、「1947214日、ハノイの兵士達はドンスアン市場で勇敢に戦い、200人を超える仏軍兵士を死傷させ、4台の戦車を破壊した。」と記され、その戦闘の様子を描いたレリーフがあります。第二次大戦後、ハノイを再占領しようと戻ってきたフランス軍に対し、19461219日、ホーチミンは全国に全面抗戦を訴え、ハノイでは約60日間に渡って戦闘が行われました。現在も花や線香が供えられています。

  

       
 撮影:2013年6月3日
西側入り口
西側入り口付近の、砂糖漬けの菓子売り場
撮影:2012年6月29日 


     
 1階 乾物売り場
撮影:2012年6月29日
 2階 生地売り場
撮影:2012年6月29日 


  市場は三階建て。
撮影:2013年6月3日
 


   
 ”ハノイ 1946年冬”
と記されたレリーフ
撮影:2013年6月3日
場所:ドンスアン市場、西北の角
 


   
1946年12月から1947年2月にかけての戦闘を描いたレリーフ
撮影: 2013年8月19日
場所:ドンスアン市場、西北の角
 


   
「1947年2月14日、ハノイの兵士達はドンスアン市場で勇敢に戦い、
200人を超える仏軍兵士を死傷させ、4台の戦車を破壊した。」
と記した碑
撮影: 2012年6月29日
場所:ドンスアン市場、西北の角
 




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