ドゥオンラム村の街並みは、ラテライト(ベトナム語では、穴が無数にあいていることから“蜂の巣煉瓦”と呼ばれる。)の塀が印象的です。その煉瓦塀がずっと続くため、道からは敷地内の建物はあまりうかがえませんが、道行く村人や牛をひく人、路上で作業をする人々に出会います。隣の集落につながる道の他は、狭く曲がりくねった通りが多く、袋小路もしばしばあります。ディエムと呼ばれる警備所や共同井戸が点在し、伝統的な村の姿を残しています。 ◆ ドゥオンラム村の煉瓦塀
◆ 共同井戸
◆ 警備所(Điếm ディエム) モンフ集落は五つのソム(xóm 部落)から成り、それぞれのソムにディエム(Điếm)と呼ばれる警備所が設けられています。夜、村を警備する村人が過ごすところで、中には祭壇があり、土地神が祀られています。現在モンフ集落に、五つのディエムが残されています。
◆ 村で見られる風景
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