ガック Gấc
ベトナムを中心に、東南アジアに広く自生しているウリ科の植物です。大きいものは長さが30㎝近く、表面は熟すとオレンジ色になり、イボイボがあります。果実を切ると、中には驚くほど色鮮やかな赤い衣に包まれた種が入っています。果肉の部分は食べずに、赤い衣の部分を取り出して料理に使います。ベトナムでは結婚式やテト、祭、命日などの時に、ガックで染めたおこわが作られます。日本でいう赤飯のような、おめでたい時や特別な日に登場する料理です。ガックは大変栄養価が高いと言われ、近年日本でも注目されています。 ハノイ市内の寺院などではしばしば蔓棚を設けて栽培され、11月頃から熟します。
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