迎賓館
Nhà Khách Chính Phủ
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撮影:2011年11月21日 |
フランス植民地時代の建築の中でも、ひときわ美しい建物です。
トンキン理事長官官邸として、建築家オーギュスト・アンリ・ヴィルデュ(Auguste Henri Vildieu)によって設計され、1895年から1911年に建設されました。トンキン理事長官とは、トンキンの地方行政機関の長のことです。
切り立った屋根が特徴のマンサード建築ですが、玄関ポーチなどに工夫を凝らした様子がうかがえます。また、建物の後ろ側も一見の価値があり、当時の理事長官の存在の大きさが偲ばれます。
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玄関ポーチ 撮影:2011年11月21日 |
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”ここトンキン理事長官官邸(現在の迎賓館)で、
1945年8月19日、共産党の指導のもと、
ハノイ市民は政権を獲得し勝利した。” と記されている。
撮影:2003年5月9日
八月革命については、オペラハウス、ホーチミンを参照ください。
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撮影:2003年4月11日 |
<住所> 12 Ngô Quyền, Hà Nội
参考資料: 『歩こうハノイ④フランス租界地を歩こう』ハノイ歴史研究会 2004
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