ハノイ駅
Ga Hà Nội
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撮影:2013年5月29日 |
ハノイ駅は、南はホーチミン市、北はラオカイ、東はハイフォンへと延びる鉄道の基点となる駅で、この駅舎は今から約百年前の1902年に、フランス植民地政府によって建てられました。この辺りは昔、朝廷の象や馬が放牧され、牧草を売る市場があったといいます。そのため以前は、Ga Hàng Cỏ (ガーハンコー)と呼ばれていました。Gaはフランス語のGare(=駅)からとられ、Hàngは商品、Cỏ は草の意味があります。
ベトナム戦争中、北ベトナム軍によってハノイから列車で物資や武器、兵士が南へ送られたため、その輸送路を遮断することを目的として、ハノイ駅は米軍の爆撃の目標となりました。1972年12月21日、米軍による爆撃で中央ホール部分が破壊され、南北統一後に修復、1976年12月4日に完成しました。現在は、両翼の建物のみ創建時の面影が偲ばれます。
正面入り口を入ると、中央はロビーで三つの改札があり、向かって左側が切符売り場、右側が待合室などになっています。この駅舎はレーズアン(Lê Duẩn)通りに面したA駅で南方面へ、西側のチャンクイーカップ(Trần Quý Cáp)通りに面したB駅はサパなど北方面への列車が発着します。通常ハノイ駅というとA駅を指し、B 駅はチャンクイーカップ駅と呼ばれています。
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ハノイ駅全景 撮影:2013年5月29日 |
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創建時の面影を残すマンサード屋根
撮影:2013年7月8日 |
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1900年の絵葉書
『VIETNAM TRONG QUÁ KHỨ QUA 700 HÌNH ẢNH』より |
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中央ロビー
三つの改札(出入口)があり、
電光掲示板には出発時間がでている。 |
ホーム |
撮影:2013年7月8日 |
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切符売り場。
西洋風のイオニア式の細い柱が特徴的。
(中央ロービーに向かって左)
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待合室
(中央ロビーに向かって右) |
撮影:2013年5月29日 |
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A 駅からB 駅へは、
歩いて10分ほどかかる。
その際通過する踏切から見える
駅構内。 |
ハノイB駅、またはチャンクイーカップ駅。
A駅に比べ、静かな佇まい。
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撮影:2013年7月8日 |
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ハノイ駅を出ると、南へ向かう線路は、
民家や商店の間をゆっくりと進む。
撮影: 2012年6月19日
場所:ハノイ駅近く、ハノイ |
NIKKOホテルのあるチャンニャントン通りを
超えた辺から、レーズアン通り沿いを走る。
ホーチミンまで約1700㎞。
撮影:2012年6月19日
場所:レーズアン通り、ハノイ |
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ベトナム鉄道の代表的な顔
”ドイモイ(Đổi Mới)号(D19E)”
警笛を鳴らしながら
店の軒をかすめるように走る。
駐車してあったバイクはギリギリOK。
撮影:2013年8月6日
場所:ハノイ駅近く(レーズアン通り)、ハノイ |
左と同じくD19E型だが、こちらは
ブルー、パープルと白の丸味のある顔。
撮影:2013年8月11日
場所:ハノイ駅近く(レーズアン通り)、ハノイ |
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上右写真と同じ、ハノイ駅13:15発(TN1)
側面には
”ĐƯỜNG SẮT VIỆT NAM (ベトナム鉄道)”の文字。
撮影:2013年8月11日
場所:ハノイ駅近く(レーズアン通り)、ハノイ |
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