ジョン・マッケイン撃墜記念碑 John
Sydney McCain
タインニエン(Thanh Niên)通りのチュックバック(Trúc Bạch)湖側に、ベトナム戦争に関連した碑があります。 碑には、「1967年10月26日、軍とハノイ市民はチュックバック湖で、米軍の少佐ジョン・シドニー・マッケインを捕らえた。爆撃機A4は、イエンフ(Yên Phụ)の発電所に撃ち落とされた。同じ日に撃墜した10機の爆撃機のうちの一つである。」 と記されています。碑は飛行機の形で、ジョン・マッケインが頭を垂れ膝を曲げた姿が描かれています。 ジョン・マッケインは海軍航空士官としてベトナム戦争に従軍、この日捕らえられた後、捕虜キャンプやホアロー刑務所で5年半、捕虜とされました。激しい拷問に耐え、アメリカではベトナム戦争の英雄とされています。その後政治家となり、ベトナムとアメリカの国交正常化に尽力、上院議員を務めています。
ホアロー刑務所(Nhà Tù Hỏa Lò): 元々19世紀末フランスによって作られた監獄で、ベトナム戦争時にはアメリカ軍捕虜の収容所として使われました。捕虜達は皮肉をこめて 「ハノイヒルトン」 と呼んでいました。その一部が保存され、一般に公開されています。
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