革命博物館 Viện Bảo Tàng Cách Mạng
革命博物館はフランス植民地時代の20世紀初期の公共建築を代表する建物です。門を入ると木々の緑と建物の黄色のコントラストが鮮やかで、展示物の重苦しい内容とは違った落ち着いた心地よさを感じる建物です。 建物の廻りが廊下になっておりベランダ様式が採用されています。小さな展示室は内装こそ改装されていますが、各部屋の間取りは当時のままです。また、2階の天井が高くなっているのもこの建物の特徴です。現在はコの字型の建物になっていますが、これは改装の際に北側の建物が造られもともとは、L字型でした。 館内は、まず階段を上がり2階から、次に1階を見学します。 2階は19世紀後半のフランスの侵略抗争から始まり、1945年の八月革命を経て、1954年のフランス撤退までの抗仏戦争まで、1階は1950年代後半から抗米戦争、南北統一後の発展までに関する様々な写真や資料、武器や勲章などが展示されています。
門を入ったところには、旧ソビエト連邦からベトナム政府に贈られ、政府がホーチミンに譲った1950年代の車が展示されています。 <見学時間> 毎日 8:00~11:30 13:30~16:15 <住 所> 216 Trần Quang Khải , Hà Nội 参考資料: 『歩こうハノイ④ フランス租界地を歩こう』 ハノイ歴史研究会 2004 |
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