ジャックフルーツ

Mít

 
撮影:2012年6月7日
場所: ハノイ城、ハノイ
 

太い幹に巨大な実をぶらさげるジャックフルーツ。このような、幹に直接実を結ぶものを幹生果といいます。幹生果は日本ではあまり見られませんが、熱帯の果物では珍しくないようで、パパイヤやドリアンも幹生果です。ジャックフルーツの木は、ハノイでは寺院などに植えられていることが多く、目にする機会が多い果樹です。長さが50~70㎝、重さ40㎏ほどにもなる世界で最も大きい果物と言われますが、集合果で、小さな果実が集合して一つの大きな実になっています。雄花と雌花を同じ木に咲かせる雌雄同株で、ハノイでは主に3月頃から花をつけ、夏の暑い時期に巨大な実となります。ベトナムでは、ジャックフルーツの木を利用して仏像が作られます。

和名:パラミツ(波羅密) 

英名:Jack Fruit

       
 花は初め、
苞(ほう)に包まれている。
撮影:2012年3月7日
場所:ハノイ城
苞が開き、中から花が顔を出す。
花といっても、実のような形。
大きさは数センチ程度。
撮影:2013年4月15日
場所:108軍隊病院、ハノイ 


     
 雌花
雌花は、木の幹から直接つく。
大きさは数センチ。
撮影:2014年3月18日
場所:ハノイ城
雄花
雄花は、雌花より長細く、小枝から出る。
撮影:2014年3月18日
場所:ハノイ城 


   
 3~4月頃、小さいかわいらしい実がたくさんでき始める。
撮影:2012年4月22日
場所:フンイエン省の寺
 


 実の成長過程
大きさ:5㎝位。
撮影:2013年10月30日
場所:タオサイック寺、ハノイ
実の成長過程
大きさ:10㎝位。
撮影:2013年11月26日
場所:ハノイ城 


      
 果実は長い楕円形。
大きさ:30㎝位。
葉と比較すると、大きさがわかる。
撮影:2012年6月7日
場所:ハノイ城
木の幹にぶらさがる姿は独特。
撮影:2012年6月17日
場所:ハノイ城 


     
 撮影:2010年5月16日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ
葉は、みな上に向く。
撮影:2013年10月7日
場所:ハノイ城
 


   
 巨大なジャックフルーツは、切って売られる。
撮影:2006年7月30日
場所:タインコン市場、ハノイ
 


  
ジャックフルーツの断面(左)と、房(右)
撮影:2014年12月15日
場所:ゴックカイン湖畔、ハノイ
 




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