モモタマナ(コバテイシ) Cây Bàng
枝が水平に広く伸び、大きい葉で涼しげな木陰をつくる木です。通りや公園、学校などいたる所で見られます。実はちょっと苦いそうですが、ベトナムでは昔、子供たちは実をとって食べたそうです。 3月下旬、暖かくなると一斉に鮮やかな黄緑色の新芽が上に向かって出てきます。あっという間に葉は大きくなり、4月下旬本格的に暑くなる頃にはよく日陰をつくる緑陰樹です。穂状に小さな白い花が咲き、その後モモの種のような形の実ができます。秋には、熱帯の樹木としては珍しく紅葉します。といってもハノイでは、日本人の想像する紅葉よりだいぶ地味で、葉がいっせいに紅葉するのではなく、緑の葉と混在するような状態が見られます。冬には落葉します。
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