ナンヨウザクラ(南洋桜)

Cây Trứng cá, Cây Mật sâm

 
  撮影:2012年5月12日
場所:ハノイ城(端門近く)、ハノイ

 ハノイのあちらこちらの道に、緑陰樹として植えられています。4月頃から白い花を咲かせ、花が終わると、67月頃、初め緑、熟すと赤い実がなります。実が熟す頃、木の下を通ると甘酸っぱい香りが漂ってきます。枝がしなって傘のようになり、涼しげな木陰を作ります。桜の仲間ではありませんが、花が桜に似ていることから、またサクランボに似た実をつけることからこの名が付けられています。ベトナム語のTrứng cá(=魚の卵)は、実の中に、魚の卵のように小さな黄色い種がたくさんあるためそう呼ばれています。

   
桜のような、薄くやわらかい花弁
撮影:2012年5月4日
場所:トーリック川沿い、ハノイ
緑色の実
撮影:2012年5月12日
場所:ハノイ城(端門近く)、ハノイ
 


     
撮影:2012年6月17日
場所:ハノイ城(端門近く)、ハノイ
サクランボのような、赤く熟した実
大きさは1センチ程度
撮影:2012年6月17日
場所:ハノイ城(端門近く)、ハノイ
 


 
何層も傘のように広がる
撮影:2012年5月12日
場所:ハノイ城(端門近く)、ハノイ
 


                 
下に入ると、木漏れ日が気持ちいい
撮影:2012年5月12日
場所:ハノイ城(端門近く)、ハノイ
 


 
鍋料理屋の前の木陰
撮影:2012年4月21日
場所:ダオタン通り、ハノイ
 





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