サガリバナ

Lộc vừng

開花:57

 
 撮影:2013年6月8日
場所:国防省ゲストハウス、ハノイ

藤のように長い房をたらし、花火のような幻想的な花を咲かせます。花は夜、甘い香りを放ちながら咲き、朝には散ってしまいます。小さな4枚の花弁はクリーム色ですが、放射状に広がる長い雄蕊が鮮紅色で、全体に赤い花のように見えます。 朝、木の下が散った真っ赤な花で覆われる光景は、初めて見ると驚くほどです。夜、風にのって離れたところまで甘い香りが漂い、その香りが蛾や花蜜食コウモリを引き寄せ、受粉するのだそうです。サガリバナは川や湖付近の湿地を好むそうですが、ハノイでは、公園や街路ぎわにもしばしば植えられています。
 日本では、沖縄の西表島の夏を彩る花として有名です。



      
夜開花する、幻想的なサガリバナ
撮影:2013年6月8日
場所:国防省ゲストハウス、ハノイ
 


   
肉眼ではわかりにくいが、中央の雌蕊は雄蕊と若干色味が違い、
やや青味がかった赤色。
撮影:2013年6月8日
場所:国防省ゲストハウス、ハノイ
 
 


   
下から見上げると、雨のように無数の房が垂れ下がる。
撮影:2013年6月8日
場所:リータイトー公園、ハノイ
 
 


   
 リータイトーの像の裏手に3本のサガリバナの木がある。
その周辺は、夜はハノイ市民で大変賑やか。
撮影:2013年6月8日
場所:リータイトー公園、ハノイ
 


   
 朝6時頃撮影。
花はほとんど落ち、それぞれの房に数輪残っているのみ。
撮影:2013年6月6日
場所:西湖近く、ハノイ
 


   
 三層に垂れ下がる。
撮影:2013年6月6日
場所:西湖近く、ハノイ
 


     
 満開の晩の翌朝、木の下は真っ赤に染まる。
撮影:2013年6月6日(朝6時頃)
場所:西湖近く、ハノイ
咲き終わった後は萼と雌蕊が残る。
下のほうは蕾。
撮影:2012年7月7日
場所:ボック寺、ハノイ
 


      

撮影:2012年8月28日
場所:鎮国寺 
 撮影:2012年8月16日
場所:リータイトー公園、ハノイ


   
 ホアンキエム湖の東側にある有名なサガリバナの大木。
3月頃、黄葉する。
畔の撮影:2013年2月23日
場所:ホアンキエム湖、ハノイ
 


   
 上写真の木に架けられている、
学名を記したプレート。
撮影:2012年9月5日
場所:ホアンキエム湖、ハノイ
 


       
雄蕊が白いタイプは、赤いタイプより房は長く花も大きい。
撮影:2013年6月17日
場所:キンマー通り、ハノイ
 


   
 夏の夜の花見♪
撮影:2013年6月17日
場所:キンマー通り、ハノイ
 





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