サルスベリ（百日紅）

Hoa Tử Vi

開花：5 ～ 8月

撮影：2012年6月16日 場所：ホーチミン博物館前、ハノイ

　サルスベリというとハノイでは、同じサルスベリ属のバンラン（オオバナサルスベリ）が有名ですが、日本でよく見られるサルスベリもあります。夏の暑さの中、小さいながら濃く鮮やかなピンク色の花を咲かせます。花弁は縮れていて、まるで金平糖のようです。日本で見られるものほど花つきは多くなく、樹高も低いものが多いですが、ホーチミン廟裏や、戦没兵士慰霊塔の周りなどに綺麗に植えられています。住宅街でも、庭木として植えられているのが見られます。

蕾 撮影：2012年6月16日 場所：ホーチミン博物館前、ハノイ

6枚の縮れた花弁。そして花弁の根元は、細い柄になっています。 中心から出て湾曲しているのが雌蕊。 雄蕊は黄色いのと、その周りに湾曲して6本出ている。 撮影：2012年7月21日 場所：トゥーレ動物園、ハノイ

撮影：2012年7月9日 場所：戦没兵士慰霊塔、ハノイ	廟の裏手に整然と植えられている。 撮影：2012年7月9日 場所：ホーチミン廟裏、ハノイ

ハノイでは、ピンクの他に薄い紫色が見られます。 撮影：2014年7月11日 場所：バクソン通り、ハノイ

撮影：2012年7月9日 場所：文廟、ハノイ

幹は薄い茶色で、猿滑とも記されるようにスベスベ。 撮影：2012年8月12日 場所：文廟、ハノイ

炎天が似合うサルスベリ 撮影：2013年7月17日 場所：西湖近く、ハノイ