ソテツ(蘇鉄) Cây Vạn Tuế
ヤシの雰囲気がありますが、ヤシ科ではなく、裸子植物※の仲間です。約2億年前から存在する、生命力の大変強い植物です。幹は太く、あまり枝分かれせず、細い枝はありません。幹の表面は葉が落ちた痕で覆われています。葉は、濃いグリーン色の羽状複葉が中央から広がっています。雌雄異株で、雌花は丸いドーム状で朱赤色の卵形の種子をつけ、雄花は円筒形です。ソテツは精子を作ることでも知られています。雄花の花粉が雌花の卵子内に入ると、精子になり受精します。成長は大変遅く、年に数センチしか伸びませんが8m以上になることもあるそうです。 ※裸子植物とは、種子の元になる胚珠がむきだしになっている植物。被子植物は、胚珠が子房の中にある。
ハノイの樹木へ
|
||||||||||||||||||||||
ハノイ歴史研究会トップページへ | ||||||||||||||||||||||
このページのトップへ |
||||||||||||||||||||||
Copyright (c) 2011 Hanoi Rekishi Kenkyukai All Rights Reserved |