タビビトノキ(旅人の木) Chuối rẻ quạt
櫂(かい)の形に似た葉を扇のように広げた、目をひきつける木です。ヤシのようにも見えますがヤシ科ではなく、ゴクラクチョウカ科に属します。葉柄の中に雨水をためることができ、葉柄を切ると水が出てきて旅人がのどを潤したことからこの名がついたと言われます。葉が東西に広がるから方向を知ることができるからタビビトノキと命名されたとの説もあるようですが、実際に観察すると、葉は様々な方向に広がっているように思えます。花は、ストレリチア(極楽鳥花)のような花が咲きます。 ベトナム語のChuối はバナナ、rẻ quạtは扇子の骨の意味です。 英名:Traveler’s Palm
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