タガヤサン(鉄刀木)
タガヤサンは唐木※の一つで、マメ科、常緑広葉樹の高木(15~20m)です。ベトナムでは仏領時代に緑陰樹として植えられ、ハノイ市内では、街路や公園など至る所で見られます。木材が重くて堅く、“鉄の刀”のようだと形容されることから、鉄刀木の漢字があてられています。ハノイでは、6月から秋(11月頃)にかけて、木の高いところに黄色い花を咲かせます。6月頃咲きだす黄炎木と混同しやすいですが、黄炎木は花弁が縮れているのに対し、タガヤサンは丸い花弁です。 英名:Bombay Black
wood ※ 唐木とは、熱帯地方から日本へ輸入される銘木全般の総称で、昔、中国を経て輸入されたことから「唐木」と呼ばれています。そのうちシタン、コクタン、タガヤサンが「唐木三大銘木」とされています。
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