チーク

Cây Tếch

 
撮影:2011年11月14日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ
 

世界三大銘木の一つで、大きい葉がひときわ目をひく落葉高木です。材質は堅く、水に強く、耐久性に優れ、古くから家具や、船舶などに使われてきました。ハノイ市内では、統一公園、ホアンキエム湖畔、トゥーレ動物園やタインニエン通りなどで見られます。チークは、雨季に花を咲かせ、乾季に落葉すると言われます。ハノイでは雨の多い8月頃から白い小さな花を咲かせ、秋には実をつけます。冬~4月頃に葉は少なくなり、5月頃から新芽が出てきます。6月頃から秋にかけては緑豊かに茂ります。
 天然の産地は、熱帯アジアの乾季と雨季がはっきりしている地域で、木材としてはミャンマー産のチークが最高級と言われます。

※ 明治時代以降、ヨーロッパ家具などで使われていたウォールナット、チーク、マホガニーを世界三大銘木と呼ぶようになった。



      
 くっきりとした葉脈の美しい葉。
大きいものは30㎝ほどもある。
撮影:2013年8月11日
場所:統一公園、ハノイ
新緑の美しい時期
撮影:2013年7月8日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ 


     
 大変小さな白い花
撮影:2012年9月1日
場所:ディエンビエンフー
沢山の小さな花は、”円錐花序”と呼ばれるつきかた。
円錐花序とは、
中央の枝から分岐した小枝に花がつき、
全体に円錐状に花が咲く形をいう。
撮影:2012年8月15日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ 


   
 ほおずきのような形の実
撮影:2012年9月1日
場所:ディエンビエンフー
 


   
撮影:2012年9月1日
場所:A1の丘、ディエンビエンフー
 


 
 統一公園の中には、チークがまとまって植えられているエリアがある。
撮影:2014年9月15日
場所:統一公園、ハノイ


   
 花や実がつく時期は、花や実の束が白っぽく見え、
遠くからでもチークだと一目でわかる。
撮影:2012年9月29日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ
 


 
  ハノイの冬
やや葉は少なくなっている。
撮影:2013年1月21日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ
落葉
撮影:2012年4月21日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ 


      
  古い葉と、芽吹き
撮影:2012年5月7日
場所:トゥーレ動物園、ハノイ 





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