和風塔 Tháp Hoà Phong
1842年から1848年にかけて、グエン(阮)朝時代に当時のハノイ省庁によって、バオアン(報安)寺(Chùa Báo Ân)が建てられました。ホアンキエム湖周辺には多数の寺院が存在しましたが、その中でも最大のものでした。現在の郵便局から、東は迎賓館のあたりまであり、このレンガ造りの和風塔は、寺の正面に門柱として建てられていました。バオアン寺は中国風の建築で、八角形の敷地は蓮の花をかたどっていました。36の建物と舎利塔、200体を超える仏像が祀られていました。池には石橋がかけられ、蓮が植えてあったので、蓮池寺とも呼ばれました。 ホアンキエム湖畔の南東にひっそりと建っている和風塔は、唯一残されたバオアン寺の遺構です。
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