中央郵便局 Trung Tâm Bưu Điện
フランス植民地以前、この地にはバオアン寺(和風塔参照)がありました。しかし、フランス植民地時代になるとホアンキエム湖周辺は、主要施設の建築計画により、フランス様式の街へと建て替えられていきました。バオアン寺も例外ではなく破壊され、郵便局とインドシナ総督邸(現迎賓館)に建て替えられました。 現在、郵便局は主に三つの建物から成り立っています。一番北側、リータイトー公園に面している別棟の建物は、現在(2012年)電信郵便局とVietin Bankが入っています。建築家ヴェルデュウ(Vildieu)により設計され、1896年から1906年にかけて建てられました。ネオクラシック様式で、三階部分は、マンサード屋根といって、小窓のついた屋根裏部屋になっています。この建物は、当時から郵便局として使われていました。 その南側の上部に時計がある建物も、建築当初から中央郵便局として使われてきました。国際郵便局は、モダンアート様式の特徴であるドーム式の天井になっています。建設当初は商工会議所として使われていました。
<住所> 75 Đinh Tiên Hoàng, Hà Nội
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