ハンダオ通り
Phố Hàng Đào

 
 撮影:2013年6月3日
場所:ハンダオ通り、ハノイ

 ハンダオ通りは、ハンガン通りからハンガイ通りまでの約260mの通りです。もともと、ダンロアン(Đan Loan)村(現在のハイズオン省カムビン県ニャンクエン社)の人々が、この辺りで、赤や桃色などに染めた絹を専門に売っていたことから、ハンダオ通りと呼ばれました。ダオは赤色のことです。しかし後には、白や黄色、黒など様々な色に染めた絹を売っていたようです。この通りは、もともとドンラック(Đồng Lạc)坊とダイロイ(Đại Lợi)坊の二つの坊にまたがっており、38番地には、ドンラック坊の“同楽亭”が現在も残されています。4番地には、フランスからの独立を目指した人材育成のための東京義塾と呼ばれる学校がありました。
 現在ハンダオ通りは、旧市街で最も賑やかで車通りも多い通りの一つで、週末の夜には歩行者天国となり夜店が開かれます。



   
 かつて東京義塾があったハンダオ通り10番地
撮影:2007年7月22日
かつて東京義塾があったハンダオ通り4番地。
黄色い壁の建物が4番地。
撮影:2012年7月3日 


 ホアロック(花録)亭
ダンロアン村の人々が建てたと言われる。
ハンダオ通り90番地の2階
撮影:2012年9月3日
ドンラック(同楽)亭
ハンダオ通り38番地
撮影:2012年8月3日 


 
 撮影:2013年6月3日
場所:ハンダオ通り、ハノイ
 


     
 現在は服を売る店が多い。
撮影: 左;2012年11月20日、 右;2014年1月10日
場所:ハンダオ通り、ハノイ




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