歴史博物館 2階


 二階部分は14001945年までの展示物が収められています。千手千眼観音像(ブッタップ寺)や朱印船貿易時代の交易図、グエン朝時代の螺鈿細工や七宝焼きの調度品、植民地時代の写真や品々があります。また二階の回廊部分にはシヴァ神やガルーダなどチャンパの彫刻も展示されています。



   
明(中国)からの独立を勝ち取り、
後レー朝を興したレーロイの功績を称えた石碑 (15C タインホア省)
書き出しの「鳥群飛翔繞於藍山之下若衆人~」は、
「ランソン(藍山)に鳥が群れをなして飛ぶのを見て、人々も集まる」という、
ラムソンが風水の観点から良い地であったことを謳っている。
撮影:2011年12月2日
 



    
 ブッタップ寺の千手千眼観音像(複製) (1656年 バクニン省)
ベトナムの仏教美術の最高傑作と言われる。
台座に作者の名が記されている。
撮影:2011年12月2日



     
 グエン朝の朝廷は、
中国に倣って六つの役所に分かれていた。
この絵は、儀式を司る役所。(19~20C )
  阮(グエン)朝時代の官服 (20C初め)
撮影:2011年12月2日 




   
 フランス植民地からの独立運動の指導者達(19C 後半~20C前半)
ファンディンフン(ハーティン省の
Hương Khê蜂起の指導者)、
ホアンホアタム(バクザン省の
Yên Thế蜂起の指導者)、
ファンチューチン(20C初め、武力によらず独立を目指すことを主張)、
ルオンヴァンカン(東京義塾の創設者)、
ファンボイチャウ(ドンズー(東遊)運動指導者)、
グエンタイホック(
Yên Bái蜂起の指導者)
撮影:2011年12月2日
 



   
 1945年9月2日、ハノイのバーディン広場で行われた独立宣言の様子を描いた絵。
(1945年以降の歴史については、革命博物館で紹介している。)
撮影:2012年5月19日
 




 
 チャンパ王国の彫刻
撮影:2011年12月2日



     
シヴァ神
ヒンドゥー教の破壊と創造の神
撮影:2011年12月2日 
ガルーダの頭部
ヴィシュヌ神の騎乗鳥
撮影:2011年12月2日 
 水の怪物マカラが口からアプサラを吐き出している。
撮影:2012年5月19日



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