ハノイ城・タンロン城遺跡 Di tích
Hoàng Thành Thăng Long 2010年、ハノイ市ドンダー区、ホアンジエウ通りの東側のハノイ城と、西側のタンロン城遺跡を合わせた区域が、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。ハノイ城は当時のまま残されている門などがあり、タンロン城は、建物の遺構や建築遺物などが発掘されています。 1010年、ベトナム最初の長期王朝リー(李)朝の初代皇帝リー・タイトー(李太祖)は、都をタンロン(昇龍)(現在のハノイ)に定めました。唐(中国)の高駢が9世紀末に築いた城壁(大羅城)の土台を基礎としてタンロン城は築かれ、 その後歴代王朝により何度も再建されていきました。しかしグエン(阮)朝時代(1802~1945)を迎えると、1802年、初代ザーロン帝は都をタンロンからフエに移しました。遷都するにあたって、重要な建築物は分解されて運ばれ、フエで再度組み立てられたのです。 端門
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